マンゴスチンはマライ原産の常緑大高木で、現在ではマレーシアやベトナム、フィリピンなどでも栽培されているそうです。台湾南部でも結実するらしい。 硬く厚い果皮に覆われたレイシの様な白濁果肉は上品な味をしており「果物の女王」の異名にふさわしい。ただし果物の女王というのは、大航海時代に7つの海を支配した大英帝国のビクトリア女王が「我が領土にあるマンゴスチンをいつも味わえないのは遺憾である。」とのコメントを残したとのエピソードからであるという説があります。 2003年4月25日にタイ国産のマンゴスチンが輸入解禁措置を講じることになった。それまでは、ミカンコミバエと云う害虫がタイにいるため、植物防疫法により日本へのマンゴスチン輸入は長年輸入が規制されていた。しかし、蒸熱処理による殺虫試験で、ミカンコミバエ種郡3種についても有効であることがタイ国より試験結果提出で明かとなり、輸入解禁に至ったとか。
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