いんげんまめを若いうちにさやごと食べるのが、さやいんげん。「いんげん」の名は、江戸時代に日本に伝えたとされる帰化僧の隠元禅師の名にちなんでいます。当時はまめとして利用していたようですが、若ざやを食べる現在の野菜用品種は、幕末に渡来した品種から分化したしたものだそうです。 2006年5月6日、TBSテレビで放送された『ぴーかんバディ!』で、白インゲン豆を3分間炒ってから粉にして、ご飯にまぶして食べるダイエット法を紹介したところ、激しい嘔吐や下痢などの健康被害が全国で発生しました。
これは豆類全般に含まれるレクチンの一種フィトヘマグルチニン(PHA)の作用によるものと考えられるようです。レクチンは蛋白質なので加熱すれば変性し人体には無害になるようです。レクチンを無毒化するためには、豆を少なくとも10分は加熱する必要がある(豆を美味しく食べるためには、柔らかくなるまでさらに加熱調理しなければならない)。例のダイエット法の加熱時間は短すぎるためと考えられています。なお、フィトヘマグルチニンを最も多く含むのは種皮の赤いいんげん豆だそうです。
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